さかなクンといえば、黄色と青の配色がかわいい、ハコフグの帽子(被り物)がトレードマークですよね。
実はこの帽子にはたくさんのエピソードがあるのを知っていますか?
- 平成天皇(元上皇陛下)と面識があり、上皇陛下の前でも帽子を着用
- 脱帽がルールの国会にもハコフグ帽で登場
- 水木しげる先生のお葬式でも帽子をかぶって参列
この記事では、さかなクン伝説のエピソードをまとめました。
平成天皇(元上皇陛下)の前でも帽子を着用
今の上皇陛下である平成天皇の前でも、さかなクンはハコフグの帽子を被っていたというエピソードがあります。
ハコフグ帽子はさかなクンにとって皮膚の一部であり「正装」として世間に認められています。
絶滅したとされていたクニマスを、さかなクンが2010年に発見した時には天皇陛下からお褒めの言葉が届いています。その時、天皇陛下が「さかなクン」と呼んだため、さかなクンを呼び捨てにしたのでは?とネットがざわついたことも。
「さかなクン」を名前だとするなら、さかなクンさんが敬称をつけた名前という理論みたい…
国会の参考人として帽子をかぶったまま出席
2020年、水産資源の管理・保護の参考人としてさかなクンが国会に登場しました。その時にもハコフグ帽をかぶって登場したことで、当時ニュースとなりました。
実は国会では、帽子、外とう、襟巻、傘、杖を着用して儀仗に入ってはいけないというルールがあります。
1991年に当時の議員が被っていたベレー帽、2013年にアントニオ猪木さんがトレードマークの赤いスカーフを巻いていた時には注意が入りました。
今回のさかなクンの帽子については、「品位礼節に欠いたものにはならない」とのことで国会からOKサインが出たとのこと。
さかなクンのキャラクターが国にも認められて、ある意味伝説ですね!
水木しげる先生のお葬式でも帽子をかぶって参列
20216年、ゲゲゲの鬼太郎の作者である水木しげる先生が亡くなりました。お別れの会で、さかなクンが喪服にハコフグ帽で登場して、当時のネットが不謹慎などとざわつきました。
実は、ハコフグ帽にはいくつかの種類があり着用されていたのは通常青い頭頂部分が黒いものでした。さかなクンのスタイルで敬意が示されています。
さかなクンは魚のイラストがとても上手なことで知られていますが、幼い頃からお絵描きが大好きだったそうです。魚にハマる前は、水木しげる先生の妖怪の絵に魅了されて妖怪の絵をたくさん描いていたそうです。
「ギョギョギョ」という口癖?セリフ?も水木先生の漫画から着想を受けたもの。
いつも礼儀正しいさかなクン、もちろん水木しげる先生への尊敬の意もとても大きいものです。
葬儀でもトレードマークの帽子を欠かさなかった、このエピソードもさかなクン伝説のひとつです。
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